乳幼児期は、とっても大切な時間です。気がつけば自立してもう親を必要としない時代に入っている!それほど短い期期なのです。
この時期にこそ親子関係を育み、生活の中の体験を通じて「学びの基礎」を獲得させないともったいないのです。
今回は、日常生活の中にある親子でできる「学びの卵」を見つけるヒントを考えてみたいと思います。
幼児期は「学びの宝庫」
乳幼児期の子どもは「お母さん・お父さんが大好き」。
その存在があるだけで安心し、何にでも挑戦できます。
だからこそこの時期は、教育的に「教え込む」のではなく、親子で楽しみながら触れ合い、生活や遊びを通して体験することが大切です。

生活の中にある学びの卵
学びは机の上だけではありません。
- 食事をしながら数えたり分けたりすることは算数の芽
- 買い物で品物を選ぶのは国語や生活の学びの卵
- お散歩や虫とり、大自然の中での体験はや科学への興味の種
日常のあらゆる場面が「学びのたまご」であふれています。
子どもの「やってみたい」を尊重しながら工夫を加えると、子どもにとっては何度もやりたくなる遊び感覚の「学びのたまご」になり、自ずと算数・国語・科学などへの関心が育まれます。
親御さんへのメッセージ
子育ては本当に大変です。睡眠を削って乳児期の育児をこなし、やっと歩けるようになると、イヤイヤ期が来て走り回って目が離せない。四六時中一緒でトイレにもいけないくらい!イライラして感情的に叱ってしまった日は落ち込むし、自信をなくして逃げ出したくなることもあると思います。「早く小学校にいってなんでも自分でやってほしい。」と投げ出したくもなりますね。

でも「難しい教材」や「特別な時間」を用意しなくてもいいのです。特に乳幼児期には、トラブルで計画が狂ったったような時こそ、気分を切り替えて親子で会話したり一緒に遊び方を発展させたりすると魔法みたいに「学習のたまご」が生まれるものです。仲良し親子で子どもの未来を支える土台作りをしないと、もったいないですよ。
気分転換を図る例:
🟣すねてる子どもに「お母さんを助けてくれない?」と手伝いを頼む🟣悔しくて泣いてる子どもに「どのハンカチで拭きたい?」一緒に洗濯物の中からハンカチを選ぶ。その続きで洗濯物たたみを一緒にする🟣自分が作った作品を壊されて怒り浸透の子どもに(トラブルは相互の言い分を聞いて謝罪と悔しかった思いも出し合った後)「悔しかったね。よく我慢した。嫌だったことも言葉で言えて格好よかった!大きくなったなあ。びっくりしたよ」(共感し、成長が嬉しいという思いを伝える)もう一回一緒に作ろうか?今度はこんな感じの(次のステップのイメージを示す)作ってよ」
🟣次の目標に目を向ける・・「親子で一緒に計画を立てる楽しさ」
- 子どもの意見を尊重すると、自信や主体性が育つ
- 「自分も家族の一員として考えられる」という体験は、幼児期にとても大事
- 大人にとっても「こんなことを考えているんだ」と気づきを与えてくれる

失敗してもいいのです。カットして言葉がキツくなった時は、子どももお母さんの余裕のない状態を理解しています。後で素直に「ごめんね」と自分の気持ちを落ち着いて伝えればいいのです。子どもには「大好きなお母さんが僕のことをいつも大事に思ってくれてる」と感じられたら嬉しい。乳幼児期にお互いに思いを伝えることが信頼関係を深めるのです。
大切なのは、山あり谷ありでも、その度に気持ちを切り替えて「子どもと共に楽しもう」という姿勢です。
結び
幼児期は本当に短い。
だからこそ、親子で一緒に過ごす時間を大切にし、生活の中にある「学びの卵」を見つけていきたいですね。
一緒に遊び、語り合うことが、子どもの学びの基礎になり、親子にとっても幸せな時間になるのだと思います。
