ご飯どきのぐずり…そんな時の秘密兵器?
ご飯を食べに行ったり、夕ご飯の支度をしているとき。そんな忙しいタイミングで子どもがぐずり出すと、本当に困りますよね。
しかも、自分ひとり。体力も気力もHP残りわずか…。ドラえもんもいない。
そんなときの切り札——
You〜tube〜!(チャララン⭐️)
でも、つけると終わらない。見始めると長くなる。「悪影響ないかな…」「周りの目がちょっと痛い…(気がする)」
そもそも—— 育児にYouTubeって、アリ? ナシ?
YouTubeは善か?悪か?
私は「アリ!」だと思っています。
というより、YouTubeなしで育児している人は、もはや神様。崇めたいレベルです。
もちろん、いろいろな研究や意見があります。でも大人だって、今さら「スマホなしで生活して」「SNS禁止ね」と言われても……正直、無理じゃないですか?
だから大事なのは、使うか・使わないかではなく、どう付き合うか。
YouTubeそのものが「善か悪か」ではなく、使い方と関わり方を考えるほうが、ずっと重要です。
そして、いちばん大切なのは——
家族の笑顔。
ママの笑顔が増えるなら、家の中が穏やかになるなら、その選択は十分「正解」です。
そのうえで、その「正解」を 100点から200点にしていく方法 を見ていきましょう。
YouTubeを“上手に”使う2つのコツ
① ルールを決める
どんな道具も、使い方を間違えると危ないですよね。包丁も、車も、スマホも同じです。
便利だからこそ、正しく使う力を身につける。 それを、YouTubeを使いながら学んでいきましょう。
ただ、子どもは欲求をコントロールする力がまだ未発達。約束が守れなかったからといって、0か100で判断しなくて大丈夫。
- 「あと1本だけ」
- 「次のお話でおしまいね」
少し延長してもOK。うまくいかなくても、「次はきっと頑張れるね」 と声をかけて静かに消す。
そのあと文句を言っても、淡々と進めましょう。(消した後の関わり方は、また別の記事で!)
② 見ていた“お話”をネタに会話する
見終わったあと、少しだけ会話してみましょう。
- どこで?
- だれが?
- なにをして?
- どんなことが起きた?
こんな会話を重ねると、物語を見る視点が育ち、本を読むときにも応用できます。語彙が増え、自分の気持ちや考えを言葉で表しやすくなります。
そして何より、「ママと好きなことでたくさんお話できた」 という体験が、子どもの心をとても安定させます。
もうすでに、あなたは100点満点
「イライラしちゃう」「つい八つ当たりしてしまう」「家の中も完璧じゃない」「周りのママみたいにできない」――そんなふうに思わなくて大丈夫。
うまくいかない日があっても、思い通りにできなくても、子どものことを真剣に考えて悩んでいる時点で、もう100点。
いちばん大事なのは、ママと子どもが、たくさん笑っていられること。
「理想通りの子育て」をすることではありません。
正解なんてありません。
使えるものは、上手に使う。そして——
笑顔いっぱいの時間を、いっしょに増やしていきましょう。

