【就学前に築きたい】子どもが心から信頼する「共感と導き」の親子関係

家庭でできる実践例

小学校入学という大きな節目を前に、「自立してほしい」「先生の話を聞けるようになってほしい」と願うのは親心ですよね。しかし、厳しくしつけたり、逆にご機嫌を伺ったりするだけでは、本当の信頼関係は育ちません。

今、大切にしたいのは「共感」しながらも、しっかりと「先を指ししめす」親のあり方です。

1. 「言いなり」ではない「共感」の力

子どものわがままをすべて聞くのが「共感」ではありません。

  • 感情にYES: 「もっと遊びたいんだね」「悲しかったね」と気持ちを丸ごと受け止める。
  • 行動にNO: 「でも、今は帰る時間だよ」と、守るべきルールは一貫して伝える。

「自分の気持ちをわかってもらえた」という安心感があるからこそ、子どもは親の導き(アドバイス)に耳を傾けるようになります。

2. デジタル時代最大の課題「スクリーンタイム」への向き合い方

今やどの家庭でも悩みの種であるスマホやゲーム。就学前に「自分でコントロールする基礎」を親子で作っておきましょう。言葉で注意するよりも、「環境」と「親の背中」で示すのがコツです。

  • スマホの「おうち(定位置)」を決める
    食事中や寝る前は、決まった場所にスマホを置く。親も一緒に置くことで「家族の時間を大切にする」姿勢を見せます。
  • 「時間」ではなく「行動」で区切る
    「あと5分」ではなく「この面が終わったら」「タイマーが鳴ったら」など、子どもが納得しやすい区切りを提案し、守れたら思いきり褒めましょう。

3. 「失敗しても大丈夫」という安心感や安定感を持たせる

小学校生活では、初めての挑戦や失敗がたくさん待っています。
「こうすれば上手くいくよ」と解決策を教えるだけでなく、「失敗しても、お父さん・お母さんはあなたの味方だよ」という揺るぎない安心感(安全基地)を伝えてあげてください。


結びに:完璧な親を目指さなくていい

親だって、スマホを見すぎてしまうこともあれば、感情的になることもあります。そんな時は「お母さんも使いすぎちゃった、ごめんね」と誠実に伝える。その「非を認める誠実さ」こそが、子どもが親を信頼する一番の理由になります。

入学までのあと少しの時間、まずは「今日1日、子どもの話を否定せずに聴くこと」から始めてみませんか?そして、親子の時間を工夫して作ってみませんか?子どもの提案にも耳を傾けて。

初めは、「15分間、真剣なぞなぞタイム」とか、「1日10分ラジオ体操タイム」とか・・。そこから、新しい「○○タイム」ができたら、「家族全員スマホから離れるタイム:何分!」なんてことが実行しやすくなるのではないでしょうか?

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